ドル円を中心としてかなり意味深な動きが出てきました。今朝は朝から猛烈な売り圧力でドル円が131円を割り込む展開となってきています。急角度での下落が続いていて反発も限定的となっていますね。
まだ8月に入ってから本日は2営業日目です。1カ月の長丁場で考えると、ほんのスタート直後に過ぎないという感じですが、相場の方はかなり急な下落トレンドを形成中さいんがで今後の展開がかなり気になってきますね。
かなり値動きも大きいので安易に参入をすると大きく火傷を被ってしまいそうでかなり難易度の高い展開となってきていますので、皆様も慎重なトレードが求められているでしょう。
チャート種別によってサインがマチマチです
トレードをするうえでチャートのサインというのが大きな拠り所になってくるものなのですが、今のドル円は時間軸によって結構マチマチな状況となっているというのは認識しておいた方が良さそうです。
4時間足や8時間足は若干下落スピードが速いため、ちょっと戻しても良いような形に見えます。ただ、トレンドとしては明らかにした方向にも見えますね。
一方で、週足チャートは130.50円あたりが抵抗帯に見受けられます。ここ数時間はこの辺りの戻しが顕著に感じ取れる動きのようですね。
ただし、月足チャートはまだまだ数円程度の下落余地があります。今週はこの辺りで終わっても、来週以降に下攻めしてくる可能性もあるように見えます。
お盆は円高の傾向が強いというのも頭の片隅に!
過去のチャートをご覧いただければ明らかなのですが、8月のお盆時期は大きく円高に振れる可能性が高い時期でもあります。日本人が買ってほったらかしにしているのを狙った動きなのかもしれません。
まさしく今は、このようなお盆中の円高を連想させるかのような強い売りが発生している状況とも言えるでしょう。ただし、これまでのトレンドは円安です。今年はどんな展開となるかは簡単にはイメージしきれません。
欧州時間に入ってからは、むしろ円安圧力の方が優位に働いているようにも感じられるなど、かなり混沌とした動きとなってきています。
安易なエントリーは命取り?難しい局面でしょう
今のドル円相場ですが、かなりの難局のように感じています。売っても反発喰らうし、買ってもそれほどは伸びないというジレンマに苦しみそうですね。こんな時期は無理なトレードを控えるしか防衛策が思いつきません。
ほんのちょっとの急激な動きにつられて思わずポジション形成をしてしまうと、全然動きが鈍くて身動きが取れなくなってしまいそうで簡単にはトレード参入できない状況でしょう。
個人的には、まだまだ下落余地があるので下方向を狙ってみたい気持ちも強いですが、今週末の状況を確認しないと現時点では何とも言い難いかなって思っています。
難しい相場となってきましたが、今週も張り切っていきましょう!