先週末は158円台に突入後にいったんは157円台に戻されたドル円ですが、今すぐに大きく崩れるかというとそうでもないようにも見受けられるのでなかなか手が出しにくい状況が続いているように思えますね。基本的には明日の米国CPI待ちで今日は動意薄の動きが中心となりそうにも見えます。
何となく158円台で重い動きを見てしまったので売り参入したくなりたくもなりますが、まだ週足チャートは上にスペースを残しています。今月中にも160円到達してもテクニカル的にはあり得る状況ですので、もう少し慎重に参入チャンスをうかがうのがいいかなって思っています。
週明け早々から非常にナーバスな展開となっているので、変な水準でポジション取りをしてしまうと身動きが取れなくなりそうですので、無理なトレードは控えておくのが無難かもしれないですね。
個人的にはドル円はまだ上方向目線でいます
この週末にドル円のチャートをいろいろと検討してみたのですが、今月中は大きく売られにくくなっているように見えてきました。もちろん、158円という大きな壁が立ちはだかっている状況ですが、このあと2週間で160円試してくる可能性が高いように感じています。
一応、繰り返しになりますがドル円の長期チャート(月足・週足)はどちらも上限いっぱいが160円程度になっています。崩れても156円程度で買われるイメージですね。気になるのはその先ですが、160円付けたとしても非常に大きな抵抗にあって売りに押される展開を今のところイメージしています。
ちなみに、FOMCでは年内利下げ1回との見通しが出ましたが、GSなどの大手の利下げ見通しは年内複数回で据え置きのままというニュースを見ました。これが現実となれば状況も大きく変わってきそうです。なので、7月~8月あたりで円高に転換する可能性があるかなって思っています。
メキシコペソ円の売り圧力も弱くなってきた?
さて、私ですが相変わらず世界の投資家の関心の高いドルとは離れて、ひっそりとメキシコペソ円を扱っています。かなり強い売りトレンドが発生していたため、8円60銭ほどでの売りも強かったですが、今は8円50銭ほどで安定してきています。
まだまだ抵抗帯が複数ある状況ですので、ここから先はジグザグで扱いにくい動きが予想されますが、それらの抵抗に耐えることが出来れば上に抜ける可能性もあるかなと期待してロングポジションを継続中です。
基本的にはドル円が強い限りは大きく円が買われないだろうとの目論見もあるのですが、果たしてこの後どんな動きになるかは注目していきたいと思っています。できれば9円前後まで上昇してくれると嬉しいですね。
トルコリラ円にも注目していますが、この後どうなる?
ずっと下落基調が続いているトルコリラ円ですが、4円70銭~80銭あたりではかなり売りが止んでいるようにも見えます。ただ、5円という非常に意識されやすい水準を前に停滞している時間が長くなってきています。
ずっとネガティブなニュースが多かったトルコリラですが、最近では金利も50%ですし、更なる利上げも噂されていますし、まともな金融政策が稼働しだすなどポジティブ材料が続々とクローズアップされています。
あとは、円安相場さえ終わらなければ勢いづきそうな予感がするのですが、なにせドル円は158円間近という状況ですので安易には手が出せないですね。ちょっともう少し様子を見て参入するか判断しようと思います。
それでは今週も張り切っていきましょう!