昨日ですが、ドル円は大注目だった158円25銭をあっけなく抜き去って159円近くまで一気に上昇しました。もう少し強い抵抗があっても良さそうな価格帯だっただけに、いかに今の円安圧力が凄まじいのかを改めて思い知らされることになってしまいましたね。まあ、結果が全ての世界ですのでこればかりはしょうがありません。
ちなみに昨夜のNY時間では158円90銭ほどまで買われたのですが、一応ドル円の今の上昇トレンドラインのいっぱいいっぱいの水準です。ただ、上昇トレンドラインは2ラインあって低い方のトレンドラインの上限です。
なお、高いほうの上昇トレンドラインは本日ですと159円50銭あたりが上限ですので、今日は160円到達はないだろうと想定しています。
ただ、トレンドラインは右肩上りですので、時間が経過すると上限が少しずつ高くなるので、来週に入ると最大の上限は160円を超えてくる見込みです。。
クロス円は多くの通貨ペアで上限近辺です
最近では、大きく下押しすることも少なくなってしまってどうにもこうにもトレードできるような状況ではなくなってきていますね。どこまで上がるのかが探り合いとなっているのかもしれません。
ちなみに、現状ではドル円が上昇トレンドラインのいっぱい付近だけでなく、豪ドル円も上限を高値推移しています。さらには、ユーロ円170円台、ポンド円201円台などどの通貨ペアも心理的な節目の高値です。
なので、ここから先は一気に上昇するのはトレンドを大きくブレイクしてしまうため難しい局面にも見受けられますので、もうしばらくはほとんど動きのない展開となる可能性もあるように思えますね。
米国の為替操作監視国に日本が入りました
ちょっと気になるニュースというと、為替操作監視国に日本が再度リスト入りしたということです。何となくGWの為替介入が理由かと思いきや、そうではなくて米国向けの貿易収支が黒字過ぎるというのが発端のようです。
そもそも貿易黒字が大きく黒字なのって円安が一番の理由です。なのに、為替介入すれば「まれであるべき」とくぎを刺されてにっちもさっちもいかない変な状況になっているように思えますね。
今の円安がさらに拡大すると、当然日本の対米貿易収支はもっと黒字になるので、米国としてもそれは困りものになるはずです。そうなると、協調介入もあり得るかもと変な推測までしてしまいそうです。
迷った挙句に豪ドル円のショート参入です
さて、私ですが昨日はドル円ショートを損切りしました。理由は158円25銭が非常に弱そうだったのと、欧州時間前という早い時間帯に到達したためです。およそ45pipsほどの損切となっています。
その後、ドテンでドル円ロングでなんとかトントンくらいに戻した後に、いろいろと悩んで選択したのが豪ドル円のショートです。参入レートは105円73銭ほどです。すでにじわじわと含み損となっていますが、106円くらいでの抵抗を見極めてみたいと思っています。
過去の長期トレンドでは107円50銭ほどまで上昇した経緯があるようですので、もしかしたらこの水準まで上げてくるかもしれないので、危険を感じたら早めに撤退しようかなと思っています。
本日は一転して雨ですね。しかも何だか肌寒さも感じます。それでは、本日週末最終日も張り切っていきましょう!