本日は6月の最終日です。年間のなかでもかなり区切りの良い日なのですが、これまでのところ全くと言っていいほど利益確定売りなどの波乱のない動きが続いていますね。今現在ですが、ドル円は161円を挟んだ値動きとなっています。今日はこの後PCEなどの指標がありますが、このまま161円前後の推移となりそうに見えます。
ちょっと円安の状況ですが、かなり危険な水準になってきているかもと思われます。昨日はドル円は160円30銭近辺まで下落したのですが、ここで買い上りがありました。もう、160円割れですら難しそうな勢いになってきているのが何とも不気味ですね。
ちなみに今日の月末終値で161円台となってくると、月足チャートでも7月は上値追いが発生してもおかしくない形状となってしまいます。まあ、投機筋はこれを狙ってくるのでしょうが。。
動かぬ当局にさすがにもどかしさを感じますね
このところ口先介入が行われているのですが、いざ161円になってもいっこうに当局の動きがありません。介入する水準がドンドンと高まってきているだけに、非常にもどかしさも感じられますね。
前回GW時の介入以降ですが、じわじわと底を固めながらの円安が続いています。時間が経てば経つほど下がりにくい状況になっていると思われますね。なので、今後仮に介入を行ったとしても、あまり効果が出ないんじゃないかって勘ぐってしまいます。
でも、すでに1ドル160円を突破している危険水準です。あまり放置しておくと、このまま一気に円安が加速して200円くらいにはあっという間に到達しても不思議ではないですよね!?
日本人の生活が根本から変わってしまいそうです
個人的に懸念していることは、1ドル160円を超えて安定してしまうと、物価高が慢性的になるだけでなく、生活保持のために、日本人の多くが円を手放してドルなどに交換してしまうということです。今はまだほんの一部の富裕層だけがドルで資産を持っていますが、皆が同じ行動をとりだしたら非常に危険です。
今は160円という水準でいますが、国内で流通する通貨が円からドルに移行し始めたら、我々の生活は一変してしまいそうです。一つの目安として、例えばスーパーや百貨店などでのレジでの支払いが円だけでなくドルも使えるのが一般的になるなどです。
こうなってしまうと、もう円の価値をもとに戻すことは至難の業になってくることが予想できますね。下手をすると、そう遠くない未来にこんな時代が来てしまうのではという不安を抱えています。
ロングなのかショートなのかかなり迷っています
さて、円安の行方を考え出すと泥沼にはまってしまいそうですが、我々個人投資家としては素直にチャートの動きに付いていくだけです。重要なテクニカルポイントで素直な売買に専念していくしかありません。
ということで、昨日のメキシコペソ円のショートですが、本日サポートラインでの強さを確認して決済しました。僅か数ipsの利益ですが、この難局相場で利益が出るだけでも有難いなって思っています。
そして、今度はドテンでロングを作りました。8円70銭ほどです。7月上旬も円安継続であれば、今度こそ9円トライがあるかもと期待しています。それでは、月末最終日も張り切っていきましょう!