トレードの成績を何で判断するかは人によってそれぞれでしょう。本来は利益額を最大化するのが目的のはずなのですが、ついつい目先の勝率重視に偏り過ぎてしまうことがあると思います。特に、スキャルピングといった超短時間のトレードをメインとしていると陥りやすいですよね。
もちろん、勝率を上げるということは勝ち続けるうえでとっても重要であることは間違いないでしょう。勝つ取引の割合が多くなってくれば、その分トータルの利益額も大きくなることが期待できるからです。
ただ、一方でFXの世界ではコツコツドカンということが頻繁に発生しているのも事実でしょう。勝率が高い人がコツコツと積み上げてきた利益を、1回のトレードの損失で吹き飛ばしてしまうということです。
一般的には、勝率を上げれば負けにくくなるというのが勝負事なのでしょうが、一概にそうとも言い切れないのがFXの難しいところかもしれません。なので、いかにしてコツコツドカンを失くすことが出来るのかを真剣に考えてみる必要がありそうです。
このコツコツドカンですが、他のブログを見ていても時折目にしますし、私自身も何度か経験があります。ダメージが非常に大きいので精神的にもかなりの苦痛を味わいますし、そもそも元本が減りすぎて次のトレードが困難になることもあるんです。
最悪のケースでは、市場からの退場を余儀なくされてしまうほどの威力がありますので、いかに日頃から回避する意識を持っているかは今後のトレード人生においても影響してくるはずです。
そもそも何が原因でコツコツドカンをしてしまうのかは分析してみる必要がありそうです。例えば、以下のようなケースが考えられると思います。
ちょっとでも思い当たる事項がある方は、冷静にご自身を見つめ直してみるといいかもです。
もちろん、少しでもこのような最悪の事態を回避するためにあらかじめ自分なりの対策を講じていくことで発生確率を低く抑えることが出来ると思います。例えば、以下のような手法があるでしょう。
これらの施策によって、勝率は現状よりも下がるかもしれませんが、コツコツドカン回避という点では検討の余地が大きいと思います。