レンジブレイクでの騙しにも注意!

よく耳にする用語として「レンジブレイク」があると思います。上下の一定の範囲内でのチャートがどちらかに動き出す第一歩とも考えられていますので、新たなトレンドの発生として注目すべき事象と考えられます。

 

教科書的には、このレンジブレイクには素直に逆らわずに付いていくということになると思います。レンジ内での動きの期間が長ければ長いほどエネルギーも溜まっているためブレイク後のトレンドが長期化する可能性もあるでしょう。

 

ただ、このレンジブレイクで厄介なことというと騙しも多いということでしょう。ほんの数PIPS程度のブレイク程度で即座にブレイクしたと判断するとなかなか思い通りにはチャートが動かないこともあります。

 

何をもって判断するかが難しい局面です

まだFXになれていない人ですと、一瞬ブレイクしたかと思うと「チャンス!」と思ってしまい、ついつい参入してしまいがちです。でも、思惑通りの展開には簡単にはならないものというのが経験者の方の意見でしょう。

 

でも、過去の歴史を振り返れば、しっかりとレンジブレイクをした後に長期にわたってトレンドが継続していることも多く見られます。なので、見極めさえできれば安心して利益を出すことも可能かなと思いますよね。

 

大事なのは、この判断を冷静に行うことに尽きるのでしょうが、はっきり言って結構難しいのも現実でしょう。まずはダメ元でも自分なりの判断基準を持ってみるというのがいいかもしれません。

 

例えば参入をワンテンポ遅らせてみるなど

トレードスタイルにもよると思いますが、比較的短い時間軸での勝負を前提としていると、ほんの少しのブレイクに飛び乗ってしまうことが多くなるかもしれません。でも、これだと騙しも多くなりがちです。

 

もしも、レンジブレイクをするなら結構長い時間でトレンド形成する期待もありますので、私の場合は少し長期の保有をイメージしての参入を心掛けています。

 

その場合には、すぐにポジションを持つのではなく、戻りなどその後の動きを観察してからの参入とするなどワンテンポ遅れてもいいかなって思っています。

 

ロット数を少なめにして様子をうかがってみるなど

こればかりは本格的なレンジブレイクかどうかは後になってみないと分からないので、まずはロット少な目で様子見程度での参入をしてみるという手法もいいでしょう。自分の中で確信となってきてから追加するでも十分のはずです。

 

もちろん、ブレイク後に意図しない動きで損失となってしまう可能性も十分に考えられますので、少な目の参入でリスクを低減させるという意味でもトータルでの損失幅を低くできると思います。

 

このように、レンジブレイクは大きなチャンスでもありますが、一方で騙しも多いという特徴がありますので、その辺を意識しながらトレードしてみるといいかなって思っています。

 

おすすめ

(松井証券)

・少額での取引がしやすいので初めての方にもいいでしょう

・スプレッドが小さいので短期売買もしやすいです

 

(フジトミ証券)

・スワップポイント重視の長期投資がしやすいです

・「くりっく365」と「くりっく株365」の取引ができます


マンボー

公認会計士でFXトレーダー。為替の力で資産構築に全力投球中です。トレード歴はかなり長めです。