またまた先週も終わってみれば円安方向に戻す流れでした。いやはや、ここまで強いとこのまま天まで吹っ飛んでしまうんじゃないかなって不安に駆られてしまいそうですね。日増しに底がしっかりとしてきている印象でなんだかとっても不気味です。
そろそろ介入前の水準も近いですし、何かしら大きく下押しすることがあってもよさそうだとは思っているのですが、チャートの動きを見ていると、まだまだそんな気配は感じられないです。
ここらへんでいったん下押しすることがなければ、158円や160円といった水準が視界に入るので緊張感もかなり高い状況ですよね。
私は円高目線でいるのですが、方針転換をするべきかずっと悩んでいる状況です。
まだまだ世界中の投資家たちの注目は、米国金利のようですね。利下げが近いうちに行われるのかどうかで過剰に反応している状況が継続しているようです。
もちろん、日本は金利が上昇するといってもいきなりの高金利は非現実的な状況で、上がっても微々たるものという認識もあるのかもしれません。
この根本的な金利差があるので、じわじわと円安に戻しているのがここ最近の動きなのかもしれないです。
今後の米国の利下げを占う意味で、今週はFOMC議事録がポイントになってくるようです。円安派にとっては、ここでタカ派的な意見がでるのに警戒しているのかもしれないです。
でも、米国はじめ世界で起きている今回のインフレってかなり手強いように思います。日本にいると、まだまだ最近の事のように思いますが、世界ではどんどんとモノの値段が上昇しちゃっているんですね。
それを短期間で鎮静化することって、やっぱり簡単なことではないんだなって最近実感しています。
まだまだ、米国の利下げの見通しが立たない状況もあってじわじわ円安が進行していますが、その一方ですでに156円近辺とかなりの高い水準まで来ているのも事実です。
このあたりは、前回2度目の介入がされた水準でもあるので当然皆が意識はしているでしょう。なので、かなり神経質な展開になることも考えられますよね。
どうも、介入もしばらくはなさそうな雰囲気にもなってきているので判断に悩みますが、私個人としては引き続きショート目線で望みたいと思っています!
それでは、今週も頑張っていきましょう!