トレードで勝てれば誰だって最高に嬉しいでしょう。思い通りの結果が出た日の爽快感というのはかなりのものになってくるはずですよね。ただ、ちょっと喜んでばかりいるのもよくないわけです。
そもそも、自分が思い描いたような動きになったかどうかはあくまでも結果論にすぎません。確率的には逆の方向に動いて悪い結果に終わってしまうことも十分にあるでしょう。
なので、今回良い結果になったことに一喜一憂しているだけでは次回以降のトレードでも継続して結果を残すことにはつながりにくいかもしれません。これは、損切りした時にも言えることのはずです。
そこで、日頃の習慣としていきたいのがもう一度今日のトレードをチャートをもとに見直しをする時間を確保するということです。夜寝る前などのちょっとした空き時間を使えば、自己分析することが可能になると思います。
ここで、もう一度見直す意義というのは、トレード時点ではどちらの方向に動くのか未来が見えない状況下での売買だったわけですが、時間を置いた後であれば実際の値動きの結果をもとに分析をできるというメリットがある点でしょう。
トレード時に自分が思い描いた動きと実際の動きとを重ね合わせてみると、どこが原因で相違をしたのかなどを考えるきっかけにもなってくると思われます。
このような地道な作業を日々繰り返していくうちに、どういうチャート形状の時に仕掛けが入りやすいのかや、どういったタイミングで動きが活発化してくるのかが何となくイメージが出来るようになってくると思います。
そもそも、大口だって24時間常に仕掛けているわけではないので、ある時一気に流れが変わることって多いです。その時に流れに逆らわないで同じような動きを取ることが出来れば勝てる可能性が上がってくるのが期待できますよね!
また、仕掛けの入りにくいポイントで無意味にポジション取りをしてしまうと、もうこれ以上身動きが取れなくて運を任せるだけの辛い状況になってしまうことがあるでしょう。
このように考えてくると、日々の分析の重要性が明確になってくると思います。そもそも、買っても負けても何かしらの収穫が得られるというのが嬉しいですよね。勝率の高いポイントなどをたくさん持っていればその分次回以降のトレードで活かせる機会も増えてくるはずです。
でも、多くの人が何となくで勝った負けたを繰り返しているのが現状ではないでしょうか!?もちろん、漠然としたイメージは頭の中に描いているのでしょうが、より具体化することで、鮮明な根拠としてトレードが出来るようになると思います。
何も長時間かける必要はないと思うので、ほんの数分程度時間を割いてみるということから始めてみると大きな情報を得ることが出来るかなって思います。